登校拒否は親が原因

自分の登校拒否は親が原因だったと、卒業した今でも思うよ。
(いや、いまさら親を恨んでとかではない)
だけど、その親の原因はその親(祖父母)が原因。
で、祖父母の原因は、さらにその親(曾祖父母)なんだよね。

だから、自分が生きていちゃ行けないとか思うのは、
大きな間違い。だって、そもそも自分が原因じゃないんだもの。
でもね、自分が悪くなくても、不幸や災難は降ってくるんだよ。

納得できなくても、残念ながらそうなんだ。これはみんな平等。


別の言い方をすると、日本語の国に生まれたから英語がしゃべれない。
だから、外国に行くと不自由するって事と同じだね。
家庭の中のルールと社会のルールがちょっと違ったんだ。

別な言い方をすると、家族全員を一つの体にたとえて、
かけがえのない臓器がうまく動かなくなったとする。
そうすると、外科手術でとっちゃうわけにはいかないんだよ。

そして病気になった臓器だけを手当てしても、なかなか治らない。
食事を改善したりするでしょ?
体全体を考えて、生活全体を見直す必要があるんだ。


なんで一応親が原因かというと、幼稚園や小学生までの子供に原因は求められないでしょ。っていうのがその理由。学校行かなく・行けなくなる症状が発生するための土台は、もっと前に作られるわけだからね。
いや、そのころ必要だったものが手に入っていないって事かもしれない。

でもね、あえて書いたのは、親も大変なんだよって事をわかって欲しいからなんだ。何でもできるように見えるかもしれないけど、実は精一杯やってるんだよ。正直言って、これ以上できないのよ。

いろんな理由がある。気がつかない、忘れた、トラウマがある、やったことがない、何かが怖い、会社がうまくいかない、近所が怖い、何かを勘違いしている。いろんな理由があって、今やってることが精一杯なんだ。

うまく言えないけど、子供を登校拒否にさせてしまった悪い親などという、ばかばかしい罪悪感だって持ってるんだよ。


でもね、実は君と同じなんだ。

君が、ただの自分は価値がないから、ガンバってスゴイ人にならなければ!なんて思ってからつらいんだけど、親も言葉は違うけど思ってるんだよ。
そういう意味では、同じ仲間なんだよ。

親も自分自身が無理しているよ。
安心して幸せでいられないのよ。親自身が。

夫婦仲が悪いのかもしれないし、自己重要感が足りないのかもしれない、会社がつらいのかもしれない。挫折したことがある。なんだかわからないけど、親自身もつくろった生き方してる。


それに腹が立つんだよね。嘘っぽくてo(*^ー ^*)oワカル!


腹立つかもしれないけど、できないんだよ親だって。
大人だからと思うかもしれないけど、一生懸命に大人のフリしてるんだよ。
君と同じで、親もだれも教えてくれなかったから、うまくできないんだ。

だから、親に聞いてごらん。学校が嫌だったことあった?って。
「行く行かない」の話は置いておいて、「嫌でも頑張った」とかの話も置いておいて、とにかくヒントを見つけるために、一体何が嫌だったのか聞いてみてごらん。親自身の人生に興味を持ってみよう。

意外なことが聞けるかもしれないよ。
だって、親はあとから「うまい手だって思ってた」って言ってたもの。
自分も学校が嫌で嫌で、でも休めなくて言ってたんだって。
天然ぼけだからわからなかったけど、当時はいじめられてたのかもしれないって(^-^;)

ピンチはチャンス!学校行かない・行けない事から、子供だった頃の親の本音が聞けるかもしれないよ!そういうことが、解決の大きな糸口になることもある。でも、まぁ期待しないで、自分のことはちょっと置いておいて、ただ親の人生に興味を持って聞いてみる。それをやってみよう!















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